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公開・西有家新四国八十八ヶ所分布図

みなさまおはよう御座います。

以前より報告をさせていただいております。西有家新四国八十八ヶ所霊場の分布図を公開いたします。

また、現在は記録用として、お大師さまの表情の撮影、奉納者名簿等を含め、再度作成中です。まだまだお時間がかかりますので、追って報告させていただきます。

絶対に守っていただきたい注意点としては、民家の中など参拝しにくい場所が多々御座います為、所有者様の許可をとってからお参りするようにお願いいたします。

コースの中には、山中を長距離歩く場合などがありますので、体力に自信の無い方は、しっかりとした計画を立ててから回りましょう。

持ち物としては、

・線香(1箱以上必要です)

・蝋燭

・マッチやライター等(蝋燭にひをつけるため)

・虫除けスプレー

お参りの方法は、般若心経を奉納する方法もありますが、ご存知ない方は「南無大師遍照金剛」と7回唱えるという方法がありますので、ご自分にあったものを選んでください。

西有家八十八ヶ所霊場は、地域の人にとってとても大事な場所です。マナーを守って静かにお参りしてください。

全て車で順調に回ったとしても丸二日ほどかかりますが、地域の方と話をしながら回るお遍路がとても楽しいので、十分なお時間を持っておいた方が良いと思います。

少しずつ四季を通じて巡ると、島原半島の綺麗さを再発見できるのでオススメです。

西有家新四国八十八ヶ所霊場・番外編(空照立像・一夜大師)

7月も終わりに近づき、「西有家新四国八十八ヶ所霊場」の秘境、一夜大師と空照立像の探索に向かいました。

場所はなんとなく分かっていたのですが、連日の雨のお陰でなかなか山に入ることが出来ず、結局7月の最終週となってしまいました。

空照立像や一夜大師、行かれたことありますか?高岩山登山道の途中から獣道に入り、500m程見岳方面へ降りてゆきます。

雨のせいか、かなり道は荒れています。こちらは空照立像・足元には「昭和八年 見岳名中」と刻まれております。昭和八年にどんな方達がどうやって運んで来られたのか、その当時を知る方はおそらくもうおられないと思うのですが、どうやって作られたか、知っている人がいたら、直接お話を伺って見たいとなと思っています。

この付近は、人が定期的に来られているのか草なども刈り取られなんとなく管理が行き届いている印象がありました。

お顔は、結構現代風なんだなーと、こういう像はほとんど髪の毛の表現がないのですが、空照立像さんは坊主。なんかかっこいいです。そして手に持っている杖が新しい。やっぱり誰かちゃんと管理されているんですね。

こちらが、像の下に刻まれた文字。下の方が苔に覆われていて読めませんでした。

この立像より、少し上に戻ったところに、分かりにくいですが、分岐があります。赤いテープとブルーのテープが混在しているデボ部分を見失わないように歩いてください。

しばらく歩くと、とても巨大な岩が。。多分これが「びわ口」と呼ばれるところだと思います。この岩の下に一夜大師が収められている!早速近づいてみると、右側が思いっきり大雨の影響で崩れてしまっていて非常に危険。ゆっくり近づいている途中、私の後ろから

「わーー!すごーーい!」

と、妻の声。

みなさん、何がすごいか分かりますか?↓この写真

これに気がついた人は、お大師様巡りをやりなさいということです。

では正解を。

 

実は、私は勝手に一夜大師と普通のお大師さまの像の大きさが同じくらいかと思っていまして、岩の割れ目から見えた時は、本当にびっくりしました。私の写真の腕が悪いので、その大きさがあまり分かりにくいと思いますが、この岩。ものすごく大きいのです!(ぜひ行ってください)

こちらが、以前ご紹介した空照洞穴と並んで西有家町の秘境と呼ばれる一夜大師像です。その昔、見岳の方がセメントと砂を担いで空照さんと共に山に登り、一夜の内に完成させた弘法大師の像です。

一夜で完成させる昔の人の根性・技術には本当に驚かされます。この一夜大師のお顔は、ちょっと目が可愛い感じで、個人的には非常に親近感が湧きました。(ちょっと片眉が上がっている感じが素敵です。)

「ふみしめて、のぼる御山の岩大師、慈悲の利益を残します」

と書かれた札が一緒に収められています。

高岩山という山は、宝原から簡単に登ることができ、遠足や簡単な山登りの場所として地元の方に親しまれている山です。

今回の登山のように、昔の人の考えや信仰に触れて登る高岩山は、また違った顔をみることが出来ます。一度お大師さまにお会いすることを目的に登って見られるのも良いかもしれません。

私は、東京にいる際、正月から雪山に登ったり岩登りをしたり、とても山が好きでした。その中で学んだことは、昔の人が歩いた登山道には必ず意味があるということです。それが、生活の為か信仰の為かというのは置いておいて、必ず意味があるという所が大事だと思っています。

インターネットなどの情報がなかった時代の人は、今の人よりもはるかに沢山の事を知っています。一人一人がしっかりとした道の意味を知っていたからこそ、地元を知り、伝える事が出来たのではないでしょうか。

今回の一夜大師・空照立像の訪問で「西有家新四国八十八ヶ所霊場」に関係する全てを回る事が出来ました。その道のりの中で、出会った人、見た事や聞いた事、その一つ一つの事柄が八十八ヶ所霊場巡りの持つ意味なのだと思いました。

 

 

誰も知らない産業遺産

先日のこと

「西有家八十八ヶ所霊場」の写真を1番札所から撮影し直すことにしました。土曜日はとても日差しが強く、全身から汗が吹き出してしまい、熱中症になるのではないかと思うほど。。

よく晴れた日で、熊本まで綺麗に見える日でした。西有家八十八ヶ所霊場の六番札所(下八田付近)の撮影をして車に戻る途中に近くで作業をしているおばあさんに話しかけられました。

「鬼塚さんでしょ?」と。「いえ小田です」

みたいな感じで始まったと記憶しています。このおばあちゃんは西有家八十八ヶ所六番札所を管理しておられる方で、ちょうど花を変えたところだったので、写真を撮ってもらえて嬉しいとおっしゃっていました。そんなおばあちゃんの背後に「製糸工場」という看板が見えたので、「糸屋さんなのですか?」と話しかけてみると、

「今はもうやってないけど、昔は糸の工場をやっていたよ」

「機械は当時のまま残ってるから、見ていく?」

と中へ誘っていただいきました。とっても興味があったので、

是非!!

という感じで着いて行くと、想像をはるかに超えた世界が。。。

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悠久の時とハサミと理容院

35℃近い強い日差しを久しぶりに浴びた。そろそろ島原半島に本格的な夏が来るのだと思うと、とても嬉しい気持ちになる。

夏に似合わない無造作に伸びた髪を切ろうと思っていたら、じいちゃんと買い物にいった時の会話を思い出した。

「94歳にもなって、床屋さんやってるあいつは凄いなあ。」

ふと漏らしたじいちゃんの言葉。

「え?94歳で現役の床屋さん?」

そうだ、その人に切ってもらおう。

そう思いつき、西有家町の商店街へと向かった。

小・中学校の通学路だった商店街も今は人通りも少なく、とても静かな町になっている。その商店街の須川フェリーターミナルの見える角を曲がった所に「水江理容院」は有る。

ワクワクとした気持ちで、早速入って見ることにした。

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小さな街の八十八ヶ所霊場

長崎県南島原市にある、西有家町。

子供の頃からずっと気になっていたのですが、この西有家町には「西有家新四国八十八ヶ所霊場」という札のあるお堂が、ところどころにありました。

昨年より地元で暮らすようになったのをきっかけに、この八十八ヶ所はどこにあるのか。調べてみようと妻と二人で5月より文献などを調べ、この度「西有家八十八ヶ所霊場」全てを回ることが出来ました。

この2ヶ月に及ぶ、八十八ヶ所霊場探しを通じて多くの人と出会い、そして多くの方の暖かさと触れ合うことが出来たことが一番の経験となりました。この場をかりて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

この西有家新四国八十八ヶ所は、平成十年に発行された西有家町郷土史に記述がありますが、全ての場所が乗っているのではなく、また多くの場合は、場所が移動されていたりルートが正しく表記されておらず、一般の方が八十八ヶ所を回るにはかなりの労力を要します。

(写真は一番札所・このお堂の脇に4番札所があります)

私たちも、その文献を読みながらスタートしましたが、まず第一番札所もわかりませんでした。そこで一番札所と間違えて訪れた智性院の奥様が、約40年前に「灘」という地区の方が調べた地図をお持ちで、その地図と奉納者名簿を元にやっと全てを見つけることが出来ました。

この八十八ヶ所が将来に渡って残されていくよう、きちんとしたマップの作成と奉納者の名簿等、よりみなさんにわかりやすい形で残そうと思います。

今回は、そのいくつかの霊場をご紹介いたします。

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島原半島が本気になる季節

みなさまこんにちは!!

島原半島の気温はグングン上昇し、セミやら何やらがチラホラ見受けられるようになってきました。

暇を見つけると、釣りに行ったりしていますが透明度が非常に高く、素晴らしいくらいに綺麗です?最近は春のアオリイカを狙って釣りにいきますが全く釣れない・・・。

そんな時は、根魚を狙って味噌汁の具にしてやります!!さらに簡単に釣れて、しかも美味しい魚がそろそろシーズンになりまして時間のある時はしょっちゅう行ってます!それがこの魚。

そーです!魚に喜ぶと書いて「鱚 =キス!」みなさんにお配りすると文字通りとっても喜ばれます!!うちの奥様はもともとあまり鱚が好きじゃなかったようですが、コッチに来て認識が一変!笑いながら食べてビール飲んでます?やはり天ぷらですね。

揚げたての天ぷらはサクサクで、ついついビールが何杯も入ってしまいます。。餌代は砂虫(えぐい)と投げ用の針位で、エギングロッドで代用します。最近思ったのですが、エギングロッドって一番使いやすい??イカも釣れるし、キスもメゴチもカサゴも釣れるし。。お得かもです!

そんなことより、島原半島では色々な食材がどしどし出てきています!潮汐表を見ながら休みの日と干潮時間を見て。浜に行くと

マテ貝です!!塩を持って浜で穴探し。穴を見つけたら塩を投入。満ち潮と勘違いしてニョー!!っと出てくるマテ貝をつかみ取り。これが以外とハマります!見た目はクセが強いですが味は最高? 一日中遊べますが、取りすぎないようにしましょう。

最近は、長崎県の野菜を色々と調べながら休日を過ごしていますが、そろそろシーズンインのこれ。

栗かぼちゃ「栗将軍」です!栗のような甘〜い果肉がクセになる。6月から本格的な収穫になりますので、楽しみです!長崎県産はちょっと高いですが、美味しいです!!

他にもたくさんありますので、さーっと紹介します。

ヤングコーン(オーブンで激甘)

ジャガイモ(ジャガイモの風味が通常の倍以上)

これはレモンです。黄色くないけどレモンです。(割りものに)

古代豆(味噌汁に入れて食べました)

とにかく、都会にいると食すことの少ない食材で溢れており、毎日が健康体です!

また、最近お世話になっている方から、そうめんや中華麺をいただきとてもツルツルしてて美味しいですよ。

豆乳+味噌+ごま+ラー油 そうめん

手延べの中華麺は味が濃くてツルツル美味しい。冷やし中華にしました。

島原半島は素晴らしいですよ。

では今回も「勝手に広告シリーズ」で、また次回。

あたらしく目に入る景色が、困ったことに一番になってしまう。

 

島原野菜でジャム作り

おはようございます?

近頃は、イカ釣りばっかり考えていて・・・。気が付いたらやっと島原半島も寒くなってきました!!袖を長く出来ます㊗️

そういえば、うちの両親は島原野菜でジャムを作っていて、半島内のお土産やさんや自然食のお店に少しずつですが卸していたりするのですが、この前久しぶりに試食したら、味が物凄く美味しくなっていてビックリしたので、今日はそれを紹介しようかと。

%e3%82%b7%e3%82%99%e3%83%a3%e3%83%a0%e4%ba%ba%e5%8f%82写真は人参をグツグツと煮詰めているところ。野菜のジャムって実は結構出しているところ多いのですが、野菜は果物に比べて糖分が少なく、また味も独特なので、色々食べたのですが。。あんまり美味しいのに出会ったことありませんでした。

両親が作り始めた頃も、砂糖の甘さが際立ってとっても甘く、個人的には好きではなく・・・。

なので、この前食べた時の美味しさに本当に驚きました。

⇩写真はチューブタイプ

かぼちゃかぼちゃのチューブタイプ。かぼちゃはもともと甘いので割と作りやすいみたい。素朴な甘みがたまらなくなります。個人的にはパンに塗るのもいいけど、マフィンがいいんじゃないかなあと思います。

人参人参のチューブタイプ。人参は独特の味がジャムだとどうなの?って思ってましたがこれも意外と美味しい。やっぱり甘みをどう押さえて、保存を効かせるかが大事ですよね♪個人的には、クラッカー的なものに合わせて、お酒のお供にしていきたいなと!

素朴なパッケージ今のところ、このチューブに入れて島原半島内でのみ販売しています(なぜか大阪でも売っているみたいですが・・・)このパッケージを見かけて興味があれば、食べてみてくださいね。

「野菜嫌いのお子様でも」って営業トーク使いたくなりますが、甘みが素朴で本当に野菜って感じなので、むしろ大人向けかな?って思います。

可愛い瓶を探しています?知ってる人教えてください 笑

秋桜畑半島は今、秋桜が咲き乱れています。ぜひ遊びに来てくださいね。近頃友人から地域の仕事をしないかとよく誘われます 笑

いろんなものが持ち込まれる家

本当に、いろんなものが持ち込まれる我が家☺️

たまに笑ってしまうほど高級なものが持ち込まれる。

その例がこれのどぐろ

とっても大きいこの魚。「赤むつ」という魚でとっても高級なお魚です。関東の人は「のどぐろ」という名前で知っている人も多いハズ。

この魚が、しょっちゅう持ち込まれる!!近所の漁師の方からいただくのですが、とっても大きい魚で両親と奥さんで食べても何日もかかるサイズ。しかも今の時期は卵を抱えたお魚さんが多く、油が乗っててもっと美味しい❤️

O塚さんありがとうございます!

その他にも、いろいろとご近所さまからいただきます!今日は天然の天草を使ったところてんをいただきました。M浦さんありがとうございます☺️

それはそうと、久しぶりに近所の商店街を歩いていたらとても渋い建物があることに気がつきました。

何の建物か分からないのですが、

醤油屋さん?

とっても大きいお屋敷で、黒い板ばりの煙突のあるカッコイイお屋敷。多分!!醤油工場。多分。。。

まあ、イイか。

実は最近、東京の友人がこだわりのケータリングを始めたそうで、島原野菜を手配して東京に送っています!すごく料理上手な友人で、絶対成功してほしい!!

そのため、日々自転車に乗っての食材探しが楽しみ!自転車と島原半島。この相性最高かも。

棚田

(花房地域の展望台)

そういえば、この花房展望台のそばに、花房和牛という和牛専門の牧場がある。なかなか手に入らない牛肉だそうで、ぜひ今度入手して、レポートします!!

 

 

島原の涼探し

おはようございます!

9月も最後の週ですが、島原半島は相変わらず暑いです・・。今日も29℃まで気温が上がり、また夏に戻った感じで体がだるい。。

土曜日はFacebookで投稿したように、自転車での「豆腐屋旅」を行ったお陰で、全身あつーい感じで日曜日を迎えた為、昨日は涼しい感じを探しに向かいました。

定番: 鮎帰りの滝へ

鮎帰りの滝

車で、10分程のこの滝は上ではバーベキュー(有料)ができたり水遊びをしたり。とても涼しく気持ちのいい場所でした。子供の頃に来たことがあるくらいで、大人になって来てみると違って見えて最高です。

滝の上

滝の上

広い遊び場みたいになってます。やろうと思えばキャニオニングも出来そう。

流れは早い

流れは早いところと遅いところ。両方あって子供でも安心して遊べそうです。

これから秋になるにつれて、半島はより美しくなります。

ぜひ訪れてみてください。